巻き爪はどうやって治すの?

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『巻き爪』とは爪が指の内側にクルッと巻いてしまった爪のことを言い、爪のトラブルで一番多いとされています。

 

巻き爪の治療にはいくつか方法があり、病院で手術をして治す方法(観血的療法)もあれば、爪の形を矯正して治す方法(保存治療)もあります。

当院での治療法をご説明させていただく前に、いくつかの治療法をご紹介致します。

 

 

病院で行う手術では、①フェノール法 と ②鬼塚法(おにづかほう)があります。

①フェノール法

 指に麻酔を打ったあと指の根元を結び(血止め)、曲がってる爪を根元からカットし抜き取る手術です。抜き取ったあとは爪の成分であるタンパク質を分解させるフェノール薬を爪母(爪が作られる場所)に塗り、爪を生えてこないようにします。

 

②鬼塚法

 最初はフェノール法と同じく、まず麻酔した後血止めとして指の根元を結びます。そのあと曲がってる爪を抜くと同時に爪母・爪床(爪の下の皮膚)・骨膜・側骨間靭帯の除去を行い、残ってる爪と皮膚を除去した部分が見えないように縫い合わせます。

 こちらの方法も曲がってる爪の爪母を除去することで、爪を生えてこないように行う手術です。

 

 

 

爪の形を矯正して治す治療では、①ワイヤー法 ②クリップ法 ③プレート法 があります。

①ワイヤー法

 爪の先端に2か所穴を空け特殊な細い弾性ワイヤーを通し、ワイヤーの元に戻ろうとする力を利用して矯正する治療法です。

 矯正力は強く、ワイヤーの入れ替えは1~2か月に1回行います。

 

②クリップ法

 爪の先端に形状記憶合金で作られたクリップを差し込み、まっすぐに戻ろうとする力を利用して矯正する治療法です。このクリップは患者様ご自身で装着が可能であり、爪が薄く弱い方にもやさしい矯正治療です。またワイヤー治療後の爪の維持にも行われることがございます。

 

③プレート法

 爪の上に形状記憶合金で作られたプレートを接着剤でくっつけることで、プレートの戻ろうとする力を利用して矯正する治療法です。

 

 

 

最後に当院で行っている治療法をご説明させていただきます。

当院ではペディグラス法といい、独自の補正具を使って曲がってる爪を持ち上げて矯正する治療を行っております。

患者様一人一人の爪の形や質が違うように、ペディグラス法は4種類の補正具を状態に応じて6パターンの矯正方法を使い分けて治療します。

最初に貼ってありました写真は、その日初めて来院された患者様が一回の矯正治療を行った前と後の写真です。このようにペディグラスの補正具は透明であるため見た目が気になりません。また、持ち上げる矯正部分も根元に近いところで行っているため、より自然な爪の状態に仕上がります。

患者様からも治療が終わり、立った後の「来た時よりも全然痛くない」という声もよくお聞きします。補正具の取り換えも3週間に一回のペースですので、補正器具による爪の衛生面も保たれる上、形も徐々に覚えていくため次の矯正治療につながります。

 

 

これまで様々な治療法をご説明させていただきましたが、あくまでも対処法に過ぎません。例え治療期間が終え巻き爪が治ったとしても、元の原因を理解し変えていかなければ再発する可能性がございます。もう一度今御履きになられてる靴や爪の切り方を見直してみてはいかがでしょうか。爪へのちょっとした気遣いでトラブルの原因が分かるかもしれません。

巻き爪のことだけでなく、靴のお悩みに関しても何かありましたら無料カウンセリングにて、巻き爪専門資格を持ったスタッフがご相談承ります。また、当院では患者様一人一人に合ったインソールもつくらせて頂いております。

巻き爪も靴もお気付きになられましたら、早いうちから少しづつ共に治していきましょう。