足のトラブル防止には靴選びは必須です。

巻き爪119院長の伊藤です。

巻き爪や外反母趾、内反小趾、ウオノメやタコなどの足の痛みで来院される患者様の多くは
足に合わない靴を履いていらっしゃいます。

当院では巻き爪、ウオノメ、タコで来院された患者様は足圧検査と今履いている靴を拝見させていただきます。

足のトラブル防止には靴の形は非常に大事です。

単に大きいか小さいかサイズが合っているかだけでは不十分です。

では、どのような靴が良いのか?

1、踵をしっかりと安定できる靴  私たちの身体は踵が基本になります。

踵が内側に捻じれると偏平足や外反母趾、足の指が開いてしまう開帳側、小指が親指側に曲がってくる内反小趾などの障害のリスクが高くなります。
踵をしっかりと安定させてサポートしてくれる靴を選びましょう。

2、ある程度硬い靴。

靴をタオルを絞るように捻じってみてください。
90度以上捻じれない靴を選びましょう。
柔らかすぎる靴は足が捻転した時に守ってくれません。

3、足の指の関節の位置で曲がる靴。

歩行時に足の親指の付け根と靴の折れる位置が一致する靴が良い靴です。

靴の先を甲の方に向けて折れ曲がったところが指の曲がったところと一致することが大切です。


この曲がる位置がズレると巻き爪、ウオノメやタコの原因になったり歩行時の足の疲れや膝の痛みを誘発することがあります。

また、指の付け根には肩や背中の反射区がありますので肩こりの原因になったりします。

4、足と同サイズの靴

脱着しやすいようにあえて大きめの靴を選ばれる方がいらっしゃいます。
大きい靴では靴の中で足が動いてしまい指先に必要以上に負荷がかかり巻き爪、外反母趾、靴ずれなどのリスクが高くなります。
また、大きい足の方は恥ずかしいという理由で無理して小さめの靴を履く方がいらっしゃいますが、
他人は何とも思っていません‼
足と同サイズの靴をはきましょう。

 

靴の役割は『1、ファッション性 2、足の保護 3、機能性』です。

何を一番に考えるか?

眼鏡を想像してみてください。

やはり一番は『機能性』ですね(^^♪

靴選びで悩まれたら当院へご相談ください。