巻き爪矯正とインソールで重心調整

巻き爪119院長の伊藤です。

当院では巻き爪の患者様の初回の施術時と終了時に足圧測定を行っています。

巻き爪になる原因の一つに重心の崩れが影響していることがあげられます。

また、その逆もあります。

巻き爪になって痛みをかばって不自然な歩行になり、結果としてバランスを崩す場合です。

私たちは通常、二本の足で立ち、歩き、走ります。
左右の足底にかかる地面からの圧力が均等にバランスが取れていることが理想ですが、
ご自分の足圧がどのようになっているのかほとんどの人が意識したことが無いと思います。

理想の重心足圧とは
右足50%・左足50%の均等バランス
土踏まずの横ラインを境に爪先側(前足部)25%・踵(かかと)側(後足部)25%の前後の均等バランス
が理想と言えます。

しかし、当院に来られる患者様のほとんどがバランスを崩された方ばかりです。
当たり前と言えば当たり前ですよね。

当院ではバランス調整をご希望の方には巻き爪治療と合わせて靴のチェックとインソールの提案をさせていただいております。

左右の親指の巻き爪の患者様の例です。

初回の巻き爪治療後の足圧では明らかに踵重心です。
巻き爪の親指の痛みをかばって生活していた習慣で踵重心になったのでしょう。
踵重心の人は一般的には腰・背中・首と体の後面の痛みやコリを訴えるようです。

この患者様も腰痛と肩コリに悩まされていました。

初回時にオーダーメイドのインソールを作りました。
(約20分で仕上がりその場で使用可能です。)

1ヶ月後の巻き爪のメンテナンス時の足圧では爪先にしっかりと重心がかかっています。
足元のバランスが整うと達磨落としの様に全身が整っていきます。

当初の腰痛・肩こりも半減していました。

このように巻き爪が原因で全身の不調が現れるケースもあります。

軽傷のうちに早めの対応をお勧めします。

当院では無料のカウンセリングを行っております。

お電話やメール、オンラインで対応させていただきます。