右足の甲の痛み・スネの痛み

2018.10.17 (水）

一か月前から右足の甲（横足根関節）とスネ（前脛骨筋）の痛みと軽度の巻き爪があり

来院されました。

先ずは足圧測定です。

右つま先と左の踵に負荷がかかっているのが判ります。

身体の左回旋が考えられます。

歩行時と、着地と蹴り出しの際に右足の甲の付け根にある関節に痛みがあります。

身体を支えるにはこの関節がしっかりとかみ合うことで（ロックシステム）足裏の強靭なアーチ構造

を作り出すことが重要になります。

この関節にゆるみが出てしまいこのロックシステムが機能不全になった状態です。

前脛骨筋はスネ前面にある筋肉です。

スネの上方外側面から足関節の前方を経て足の内側、親指の付け根付近に停止します。

つま先を持ち上げるたり外返しをしたりする時に働きます。

また、足底の内側アーチの形成にも関与します。

この患者様は足の甲の痛みをかばって歩いたために前脛骨筋の疲労が蓄積し

痛みに変わったと考えられます。

当院ではNWPL社の医療用足底板を取り扱いしています。

NWPL社のサンプルを装着した直後、痛みが消失

足底板の効果と必要性を実感しました。

足底板の主な役割は足本来の効率的な動きを取り戻し過剰回内を改善することです。

足のトラブルは早めに改善しましょう。

■この記事は私が書きました

　　
旭接骨院院長　伊藤恵一

東京・山梨の接骨院で6年間勤務し、1991年に旭接骨院を開院。
以来27年間で400,000人以上の腰痛や肩こり、膝痛、不定愁訴等で悩む患者様を施術。
東洋西洋と様々な最新の医療機器を使用して、目に見えないカラダの悩みと原因を徹底追及し、
患者様一人一人にあった最適な診療方法で症状の改善へと導く、身体と心のスペシャリスト。

＜保有資格＞
柔道整復師（国家資格）・鍼灸師（国家資格）・あんまマッサージ指圧師（国家資格）
NWPLオーソティックススペシャリスト