捜し物

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2014年11月10日(月)
伊藤です。
先日ある寓話に出会いました。
「ナスルディンの鍵」という
中世のまだ電気のあかりなど
なかった頃の話です。
ある日ナスルディンという男が自宅の前で這いつくばって土の上で探し物をしていた。
友人が通りかかり「何をさがしているのだ?」と尋ねた。
「鍵だよ。」とナスルディンは
答えた。
そこで友人も膝をついて一緒に
鍵を探し始めたがなかなか
見つからない。
友人は「どこで鍵を失くしたんだ?」
と聞いた。
「家の中だよ。」とナスルディンは
答えた。
「それなら何故外を探して
いるんだい?」
「家の中よりも、ここのほうが
明るくて探しやすいからさ。」
何なの?
と笑える話でもなさそうです。
見失っている大切なことを
探そうとする時に最も考え
つき易い『自分の外側にあるもの』
に答えを求めようとしてしまう
悪癖を表現しています。
良くも悪くも「いつも考え
慣れている思考パターンの域」
を出ようとしない。
問題を解決すろための答えを
自分の外に探すことを繰り返し
ながら毎日を生きていない
だろうか?
「こうなってしまったのは
◯◯のせいだ」とその原因を
誰かのせいにするのは
その典型といえよう。
いつもの思考パターンというか
いつもの感情パターン。
「捜し物」を見つけ出すには
自分の内面から手をつける
必要があることを教えてくれて
いる。
鍵となるものは自分の内にある
のに全てを自分の外に求めて
はいつまでも見つからない。
解決の決め手は自分の心の
あり方にあり。
「出会いは気付き」
と言いますがまたまた気付き
をいただきました。
井上陽水さんの名曲「夢の中へ」
の本当の意味がようやく
わかったような気がします。